追求してやったら時の人になっていたのかも

ある番組のはじまりに映る画像と音
 
階段を駆け上がっていく男性・革靴の音
階段を下りる女性・ハイヒールの音
自動販売機にお金を入れる・その音
お金を入れたあと飲み物が受け皿に落ちてくる・その音
それを取り出し口から取り出す・その音
 
その人は日常の音と画像を使って表現する人
 
わたしが見たその回
中華料理屋さんの画と音を録っている
 
ドアが開く
券売機にお金を入れる
券が落ちる
券をとる
椅子に座る
券をおく
換気扇が回る
フライパンを熱する
油をひく
卵を割る
かき混ぜる
熱くなったフライパンへ投入
フライパンの中で卵が熱くなる
箸でかき混ぜる
具材を入れる
火を弱火にする
フライパンを上げる
皿を取り出す
皿に出来上がった料理を移す
皿の料理を整える
皿を握る
カウンターの上へ皿をおく
お客さんが箸を割る
食べる
水を飲む
食べる
のどが鳴る
皿の残りを箸でかきこむ
皿を置く
ドアが開く
お客さん帰る
 
日常を録音し持ち帰ってサウンドアートにするそうだ
おもしろそうな音が作り出されていた
その人はそれに着眼し追求し形にした
 
自分もやってみようかなと思った
でも結局やらなかった
 
その人は
みんながやらなそうなこと
追求してやってみたら注目を浴びていたそうだ
 
やってみたらおもしろかった
やってみたら他の人は追求してやってなかったみたい
 
なんでもそうなんだろう
 
時の人
やったみたからおもしろさがわかったんだろう
おもしろさがわかったから追求したんだろう
そこまで追求してやってる人がいなかったから
追求し形にしたその人に
みんなの目が集まったんだろう
 

もどりたかった

インターホンをピンポーン
 
ドアの向こうで嫁さんが言った
「山」
 
ドアの前でわたしが言った
「川」
 
それでドアが開く
くだらないけど、こんなのが楽しい自分になっている
 
わたしはいつも家に早く帰る
家に帰ると気持ちが楽になる
身体と心がそれを求めている
家族と何気ない話をしている
やっと
 
若い時は、仕事が終了
酒を毎日飲みに
当たり前だった
 
酒の場で家族の話、仕事の話
その時はそれが普通
 
それは
家でも出来たんじゃない
家族としてた方がよかったんじゃない
 
子どもが小さい時に
子どものためにできたこと
家族の未来の話を家族と
 
しなかった
 
出来たのに
 
ドラえもんにお願いをした
ドラえもん、子どもが小さかった時にもどれる?」
 
ドラえもんは言った
「もどれない。
 タイムマシンは完成するかわかんない」
 
「そうか、やっぱりもどれないんだ、わかってたけど」
 
子どもが小さい時に
子どものためにしてあげている場面
嫁さんとこどもと家族の未来の話をしている場面
 
そんな自分をタイムマシンで見に行きたかった
 
空想は終わり
見れるはずはない
やってなかったんだから
 
もう酒はやめている
よって飲みに行かない
だから家に帰るのが早くなった
 
家族との会話が増えたおかげで
あの時こうしておけば・・
もどることができない過去の多さ
 
もっと早くちゃんとやれていたらと思っている自分が毎日いる
 
人生の残りが少なくなってきてから気づいた
 
もっと早くちゃんとやれていたら・・・
 
わたしの
嫁さんの
子どもの
 
今は変わっていたのだろうか
 
わたしの人生
残りは確実に少なくなっている
 
今わたしがひとりじゃないのは
嫁さんの、家族の、おかげ
 
自分が家族に出来ること
わたしに死がくるまで
精一杯してあげよう
遅いかもしれないが・・
 
「死んでしまったら
 本当にもうできないんだよ」
と自分に言い聞かせていた
 

おへそのあな

昔、放課後等デイサービスの指導員という立場で仕事をしたことがあった。

 

放課後等デイサービスに通うこどもたちは、障害をもっている関係で特別支援学校または普通学校の特別支援学級に通う。

 

普通学校では、特別支援学級でいくつかの授業をうけ、他教科は普通学級でうける形態が多いようだ。

 

特別支援学級の生徒の関係は同じくらいの理解度で過ごすので普通学級より居心地がいいらしい。

普通学級で過ごす場合、障害があることへのいじめもあることや自分のことを理解してくれていないストレスがその子たちを苦しめるらしい。

 

学校での活動がおわったら、放課後等デイサービスに来る子もいる。

 

放課後等デイサービスでの指導員は“遊び”や“お話し”を通じて、少しでもこどもたちの“心”がリラックスできるよう努めている。

 

その中で子どもたちの腕に線が入っている?のを見たことがある。

リストカット

じぶんへのいじめである。

 

それを防ぎたいと思った。

 

指導員の担当する時間に絵本の読み聞かせがある。

 

”自分を大切にしてほしい”ということを意識させたい一心だった。

 

絵本の絵を通してそのことをイメージしてもらえる本があった。

 

そのとき読んだ本が“おへそのあな”である。

 

最初は赤ちゃんが保護者のおなかの中の“おへそのあな”から

おにいちゃんがみえる場面。

 

みえる、みえる。おにちゃんが見える。なにしてるのかなぁー。

 

おかあさんへおにいちゃんが

「みてみて、ロボットつくったよ。うまれてくるあかちゃんにあげるんだ」

 

そして、おねえちゃん、おとうさん、おかあさん、おじちゃん、おばあちゃんへ続きます。

 

あなたが生まれてくることが待ちどおしい

あなたを愛しているんだよ

 

それが“おへそのあな”から見えてきます。

 

ここに通うこどもたちは今後も心に傷を負うこともあるだろう。

 

でも愛されていること、愛してくれている人がいることを忘れないでほしい。

 

そう感じ読んでいました。

 

地球が元気に生まれてくれたから・・・

先日はおやじの13回忌だった

おやじもご先祖さんからの命をうけついできた

 

“生命の種はいつ出来たのだろうか”

そんなことを思った

 

地球は46億年前に生まれたそうだ

 

そのときに生命の種ができたらしい

 

そのおかげで

ご先祖さんが生まれ、おやじやおふくろが生まれ、わたしが生まれ、

わたしのこどもが生まれた

 

46億年前に生まれた地球

“地球が元気に生まれてくれたから、わたしがいま存在している”

”地球の中でわたしは存在させてもらっている“

“地球のおかげです、ありがとう”

 

ただ地球が今ちょっと体調不良だ

 

近年、世界各地での異常な暑さや大洪水

“高い熱とすごい鼻水” みたいな

地球が、まるで人間の”風邪”のような症状をおこしている

 

テレビで気象庁の方がよく言われる言葉

“経験したことがないような”とか“数十年に一度”など

地球が本当におかしくなっているのかも

 

“風邪は万病のもと”と言われている

あらゆる病気のもとになるので、あなどってはいけない

 

ストックホルム生まれの環境活動家グレタさん

15歳のときから行動していた

最初はひとりで世界の首脳に

 

“気候変動に対する対策をちゃんと実行して!でないと・・”

 

と訴え続けている

 

本当に地球のことを心配している

 

わたしたちは普通に日々生活できている

だから、わたしも他の人もわからないでいる

 

ただ

 

“地球がダメになったら、わたしたちはいない”

 

“じぶんたちのこどもたちが安心して地球で今からも住み続けられるよう

もっと地球の健康のこと真剣に考え生活していかないといけない“

 

 

 

 

​​”起業家という冒険”おもしろかった

 

“変わらなければならない”そう強烈に思ったのは、僕が14歳のときでした。


その書き出しで始まる本

​​起業家という冒険​​”を書いたのは“成田修造さん”です。

 

お兄さんはメディアにもよくでてくる経済学者の“成田悠輔さん”。

 

(イメージ)

お二人が小さいころ、お父さんが突然帰ってこなくなり、
お母さんは働き続ける中

心労も重なり半身不随になってしまいました。


経済的にも困難を極めていたそうです。

そこで、でてきた14歳の少年が決意し思った言葉

変わらなければならない”でした

普通だったら“なんで俺だけ”など自分の境遇を恨みきらい、

その反動をよからぬ方で発散する人も多々います。

大人でさえもそのような境遇になったら“酒”などに逃げて

しまう人もいるでしょう。

ましてや14歳の少年です。

しかしこの本で書いてあるのは

“両親を恨むような気持はありません。強がりではなく、本当にそう思っているのです”

“僕は現実を受け入れ、やるべきことをやろうと思えました。

状況が変わったのなら、変化に合わせて生きていくしかありません

そう思ったそうです。

そして成田修造さん”の20年後の今、想像もしていなかった経験をその間にされています

学生でベンチャーの社員、自分で起業し失敗、起業中の縁で出会った関係で

創業に関わった「クラウドワークス」では創業・上場など数多くのことを経験されています。

変化に合わせて生きていかれた結果です。

この本には

お兄さんから過去言われた助言・修造さんが経験上感じ今から必要だと思う考え

が書かれています。

“お兄さんから社会にでるタイミングで過去言われた助言”

①   「これからの時代はIT・ファイナンス起業家精神のかけ算が必要になる

私たちが変化していかないといけない考えとは?

起業家精神

   何かに依存せず自立して、社会人や人のために目標をたて、
   
   リスクをとって行動する姿勢

②   「やりたいことと、お金の交差点を探せ」

私たちが変化していかないといけない考えとは?

やりたいことができてもお金にならないと続けられない

ただ理想だけでもダメ、理想がなくてもダメ

自分らしく、なおかつ経済的にもある程度余裕を得ながら生活することを

目標に

     

そのようにお兄さんの助言を感じ取られたという事です

わたし自身が“変化していかないといけない考え”でした。

お兄さんの“成田悠輔さん”自身も、ご両親を恨むことではなく、

変化に合わせて生きてこられた実体験“を修造さんに伝えておきたかったのでしょう。

“修造さんが聞いた言葉や経験上感じ今から必要だと思う考え”

①   「大企業が安泰は過去のもの」

私たちが変化していかないといけない考えとは?

・“個人として会社の終身雇用が維持されること(保証はない)を望むことより、

会社に依存しない働き方を考える“

・聞かれた言葉

“看板がなくても外で勝負できるプロを目指す”

 

②   「テクノロジーが専門職の仕事を奪う」

私たちが変化していかないといけない考えとは?

・技術の進歩を恐れるより、いかに活用するかというマインド

 

③   「挑戦しない理由はない」

政府は2027年度にスタートアップへの投資額を現在の10倍を超える10兆円規模に

するとともに、日本からユニコーンを100社、スタートアップを10万社創出することに

より、日本が世界有数の“スタートアップ集積地”になることを目指している

私たちが変化していかないといけない考えとは?

起業する環境が整いつつある“今”、挑戦しない理由はない

 

本当にそうだなが書いてありました。

変化に合わせて生きてこられた実体験をもとに今からをみすえた提案”

“若い時おにいさんから勧められた本の紹介”

 

など世代は問わず読んでもらいたい本でした。

 

みなさんのプラスになると思ったのでご紹介させてください